皓星社メールマガジン、第54号をお届けします。月に1度、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報、新刊案内、グループ会社の絵本出版・ハッピーオウル社の新刊案内、そして近代出版研究所の活動等を配信します。ぜひお知り合いの方々へ転送、拡散ください。
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目 次
☆ 【連載】趣味の近代日本出版史 第49回(河原努)
★ ざっさくプラスニュース
☆ 皓星社出版ニュース
★ フェア・イベント案内
☆ 近代出版研究所だより
★ ハンセン病資料館友の会だより
☆「皓星社友の会」のご案内
★ 編集後記
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☆【連載】趣味の近代日本出版史
第49回 『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』余話
河原努(皓星社・近代出版研究所)
■そもそものきっかけ
出版企画を何から考えるか。売りたい本か、読みたい本か。古巣の日外アソシエーツはレファレンス・ブック(主に図書館などが購入する、何かを調べるための工具書。おおむね高額)を作っていた。当時、私は人名データベースの部署にいたが、私の部署にも年に2冊の書籍製作が課せられており、企画書を出さねばならなかった。その頃、山中智省さんが『ライトノベル史入門 『ドラゴンマガジン』創刊物語――狼煙を上げた先駆者たち』(勉誠出版、2018)を出されて「そうか、ライトノベルも研究対象になってくるのか」と思った。これから研究が出てくる分野で、まだ研究の基盤となる書誌が編まれていないはず。主要誌の目次を全部入れて、作家・イラストレーターの索引を付ければ、誰がどこに何を書いていたかがわかる……これはむしろ私が欲しいわ、という気になった。自分が必要な本を作るのがレファレンス・ツール屋の本懐なのだが、人名データベース屋なので人名事典以外は製作経験が無く、仲の良かった書籍畑の後輩にこの企画を託したのだが、日の目をみなかった。
(……続きを読む)
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★ざっさくプラスニュース
【先月からの新規登載情報】
新規登載雑誌は、X(旧Twitter)ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)で随時お知らせしております。真面目なものからとぼけたものまで、世の中のいろんな面白い雑誌を紹介していきます。フォロー&リアクションいただければ励みになります。
ここしばらく、現在準備中の人物情報データベース「じんぶつプラス」にリソースを割いているので登録誌数が減っていますが、数々のユニークな雑誌の登載準備を水面下で進めています。乞うご期待!
〇J-DAC「近代仏教稀少雑誌コレクション」連携分
このたび、J-DAC様の「近代仏教稀少雑誌コレクション」との連携を開始いたしました。 「ざっさくプラス」と「近代仏教稀少雑誌コレクション」の双方を契約されている機関様では、ざっさくプラスの検索結果から「近代仏教稀少雑誌コレクション」の本文ページへ、ダイレクトに遷移することができます。 「近代仏教稀少雑誌コレクション」は、明治時代に刊行された仏教雑誌を中心に、国会図書館にまとまった所蔵がない雑誌(計18誌、全1050 冊)の電子データを収載したオンライン・データベースです。発行年月日、見出し、執筆者等で検索可能、2万件以上に及ぶ膨大な記事に自在にアクセスできます。
詳細は以下のリンク先からご確認ください。 ▼J-DAC「近代仏教稀少雑誌コレクション」
〇三康図書館様協力分
次の書籍の雑誌目次の提供を受け「ざっさくプラス」に登録しました(1誌7180文献)
「広告界」3-3(1926年3月)~18-12(1941年12月)[三康図書館様協力]
〇独自登載分
「写真装置」第1号(1980年12月)~第12号(1986年1月)
※写真装置舎発行の写真評論誌(年3回刊)で、編集人は大島洋。NDL欠号の12号を補充して登載。村上陽一郎、福島辰夫、西井一夫、鈴木志郎康、三浦雅士、伊藤俊治、多木浩二、四方田犬彦、宇波彰、海野弘、生井英考らが寄稿。
「アルテス」01(2011年11月)~SEP.2015(2015年8月)
※アルテスパブリッシング発行の“ジャンル無用の音楽言論誌”(季刊)。片山杜秀、岡田暁生、輪島裕介、川崎弘二、石田昌隆、波多野睦美、小野幸恵、大和田俊之、宮田茂樹、和田博巳、古鍛冶邦隆、山崎浩太郎、細川周平らが連載。
「遊撃手」6月号(1984年6月)~2、3月合併号(1985年2月)
※日本マイコン教育センター編集、ラポート発行のマイコン雑誌。国会図書館未所蔵。紀田順一郎、安田均、畑中佳樹、青山南、小田嶋隆、泉麻人、みうらじゅん、新井素子、鏡明、大沢在昌、高橋源一郎らが寄稿。全9冊。
【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】
弊社は、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。図書館関係者の方から「科研で作られた有益なデータベースが、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いての取り組みです。
過去にお引き受けしたものに「日本の参考図書WEB版」があります。
詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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☆皓星社出版ニュース
【新刊】
11/12発売
『学校では教えてくれない不登校の話:駄菓子屋ソーシャルワーカーと考えるきみの居場所』
山永和子著 46版並製 208ページ 2200円
『学校では教えてくれない』シリーズ第三弾! 「学校に行くのがつらい」「昼夜逆転の生活が変えられない」「何をしても楽しくなれない」「ここではないどこかに行きたい」……そんな思いを抱えているのはきみだけじゃない。
「学校に行かない」=「悪いこと」という負のイメージがはびこる社会で、孤立してしまった子どもたちを、18年以上にわたり駄菓子屋・フリースクール・子ども食堂などさまざまな側面から支えてきた著者。
「何から変えていいか分からない」という子どもとその家族、そして学校との間に入り、培ってきた「生きるための学び」ーー進路の選び方・習慣作りのコツ・学校との交渉術ーーを考えてみましょう。
11/20発売
『鎌田慧セレクション8教育工場といじめ』
鎌田慧著 A5判並製 320ページ 2700円
1969 年、日本の教育は民主化教育から大転換しました。個人が考え行動する自由を奪う徹底した管理教育の実態と、その歪みから生じた「いじめ」を追う、『教育工場の子どもたち』 『いじめ自殺 12人の親の証言』を収録します。政治が右傾化した原因は教育施策にある、と著者は明言します。 規制と支配の果てに、教育はどのように日本の社会を変えたのか?
11/30発売
『朝鮮植民者:ある明治人の生涯』
村松武司著 46判並製 320ページ 2700円
知られざる名著が装い新たに復刊しました。「ある明治人」の浦尾文蔵は、無限の可能性をもとめて植民地朝鮮にわたり、初代植民者となりました。そして晩年、文蔵の孫で3代目植民者として「京城」に生まれた著者に、その波乱の人生を赤裸々に語ります。詩人・評論家・編集者であった著者が再構成した祖父の語りから「植民者の眼」、当時の日本人の生活と内面が浮き彫りなります。
本作は、著者が祖父の浦尾文蔵に聞き書きした内容をもとに執筆されています。弊社にその聞書きのノートの原本があります。今回復刊にあたり、このノートと底本とを、復刊チームで突合し検証しました。この作業により、著者が「現在の植民地主義的状況」を示すために、どのような手入れをしたのかが見えてきました。解説および巻末の「加筆・不採用・改変箇所の例」に、その具体例を示しています。
この検証作業をふまえたうえで、斎藤真理子さん(翻訳者)、松井理恵さん(社会学者)が充実の解説を描いてくださいました。戦後80年の今年、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
【重要なお知らせ】本書について大きな誤りがあり、刷り直しをすることとなりました。詳細は以下をご覧ください。
『朝鮮植民者』交換対応のお知らせ
すでにお買い求めくださったお客様、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。個人の方・書店様いずれも交換をさせていただきますので、上記リンク先の要領で不良本をお送りください。
【近刊】
12/18発売
『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』
山中智省・嵯峨景子共同監修 帯イラスト:竹本泉 B5判上製 本文1320ページ 定価35,000円
「獅子王」「ドラゴンマガジン」「ザ・スニーカー」「電撃hp」「小説ジュニア」「コバルト」「小説wings」……現代日本のアニメ・マンガを中心としたサブカルチャーにおいて、ライトノベルや少女小説が重要な位置を占めるのは言を俟ちません。その誕生・発展にあたって雑誌が重要な役割を果たしてきましたが、どの雑誌に何という作品が載っているか、誰がどの雑誌に執筆しているか、というような書誌的な情報整備は未だ手つかずのままでした。本書はライトノベル研究、少女小説研究それぞれの第一人者を監修者に迎え、今年(2025年)3月に休刊した老舗誌『ドラゴンマガジン』を含め、30タイトルの雑誌目次を収録した記事集成。本文は1100ページ、「作品名索引」「人名索引」は併せて200ページに及ぶ。サブカルチャー、近現代日本文学、ジェンダーなどの研究に必備! 帯は自身もライトノベル・少女小説のイラストを手がけたマンガ家の竹本泉の描きおろし!! 掲載雑誌の目次はすべて「ざっさくプラス」にも登載されています。
12/27発売
『越境のアーティスト 富山妙子』
真鍋祐子監修 A5版並製 336ページ 定価3,300円 女性として、アジア人として、日本人として、「語りの芸術(ナラティブ・アート)」を体現した富山妙子(1921〜2021)。傍観者でいることに疑問を持ち続けた富山の作品は、油彩・リトグラフ・コラージュ・映像作品など、多彩なメディアに富み、時代も境界も越えて反響していった。差別意識と分断の溝がより深かった時代、富山を突き動かした感情とは何だったのか? 植民地で育ち、ポストコロニアル批判とフェミニズムの思想に立って、画壇に迎合することなく〝魂振りの巫女〟として歴史を伝え続けた富山妙子の生涯の功績を追う初めての書。代表的な作品を紹介するカラー口絵、年譜、著作一覧も収録。
★12月には美術館で富山の作品展示も!
…富山妙子《光州のピエタ》が展示予定。日韓国交正常化から60年の節目に合わせた、韓国の国立現代美術館との共同企画です。
・福岡県の田川市美術館「コールマイン未来構想II」
…本書刊行を記念し、執筆者らによる連続出張講座も開催いたします(12/28~1/25、全5回)。各講座の前には、富山が関わった『自由光州 -1980年 5月-』『はじけ鳳仙花 -わが筑豊 わが朝鮮-』を上映予定。
【重版情報】
○皓星社
・中澤系歌集『uta0001.txt』4刷決定
○ハッピーオウル社
【書評・掲載情報】※リンクありのものはウェブ上で記事が読めます
『長周新聞』2025/10/30 安田浩一『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』
『毎日新聞』2025/11/2 『パパイヤのある街 台湾日本語文学アンソロジー』(記事・棚部秀行)
『北海道新聞』2025/11/16 鎌田慧セレクション7『炭鉱の闇』
『ふぇみん』2025/11/25 宇井眞紀子『Ene ku=an i アイヌ100人のいまⅡ』
『図書新聞』2025/12/6 蓑﨑昭子『写真師 島隆』
【note】
皓星社のnoteを立ち上げました!
書籍情報やイベント・フェアのお知らせ、試し読みなどを掲載します。
〈最近の記事〉
【特別公開】早尾貴紀『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』まえがき【2025.10.7】
【特別公開】安田浩一『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』6章「ヘイトスピーチとはなにか」より
近日公開予定『越境のアーティスト 富山妙子』刊行記念連載「富山妙子に出会う」
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★フェア・イベント案内
【イベント情報】
・宇井眞紀子写真展『Ene ku=an i アイヌ100人のいまⅡ』
10月刊行の写真集『Ene ku=an i アイヌ100人のいまⅡ』(宇井眞紀子著)の刊行記念写真展が決定いたしました。 ・日程:2025/12/4(木)~12/15(月)10:00 ー 18:00 ・場所:東京・OM SYSTEM GALLERY(旧 オリンパスギャラリー東京)
入場は無料です。12/6(土)・14(日)には宇井さんによるギャラリートークも開催! 写真展の詳細はこちらから(OM SYSTEM PLAZAのnoteに飛びます)。
【出展情報】
・2026/1/18(日)- 1/19(月)13:00-19:30
「Zine & Book フェス in 神保町」@出版クラブホール(3階・4階)
神保町の今を切り取って見せる、「神保町展覧会」と言えるブックフェス!皓星社の「本の本」などを持っていきます。神保町好きの方、愛書家の方はもちろん、zineを作ってみたい方、神保町初訪問の方にもおすすめです。神保町を巡る座談会やイベントなども多数開催されているので、ぜひサイトをチェックしてみてください。
【選書フェアいろいろあります】
皓星社では、色々な選書フェアをご用意しています。ブックリスト(10〜100冊以上まで!)の中からお店向けのタイトルを選んでいただき、規模や時期はお店の都合に合わせて実施できます。開催希望の書店さま、いつでもお声かけください。リストやコメント付きの冊子など可能な限りご用意します。ご希望の書店様は こちら からご連絡ください。
『パレスチナ、イスラエル、そして日本の私たち』刊行記念フェア
“パレスチナ/イスラエル問題を「自分のこと」として考えるための23冊”
長年にわたりパレスチナ/イスラエル問題の歪みを発信し続けている早尾貴紀さんの、最近のご活動を中心に、同著者の『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)とあわせての選書ブックフェアをご用意しました。
複数書店にてフェアのリーフレットを配布中です。
『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』フェア 「本のある場所がもっと楽しくなる66冊』
本書で取り上げた図書館・資料館、その館と関わった人々と関わる本を66冊リストアップ! 書庫を通じて本と本、人と人が繋がる「書庫のいたずら」を、フェアで表現してみませんか?
『もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2』刊行記念「調べの本」50選
前著『調べる技術』刊行時に全国15店舗以上の書店様で開催して好評を得た、小林昌樹さんが選書したブックフェア「『調べる技術』の小林昌樹が選んだ「調べ本」50選」の第2弾!
コメントをまとめた無料小冊子(とコメントポップ)もあります!
『鎌田慧セレクション-現代の記録-』フェア
鎌田慧さんが、ご自分が影響を受けた本・ご自分の分野と隣接する本78冊と、ご自身の著書55冊を選び、コメントを付してくれました!
日本の戦後社会の闇が浮かび上がるようなフェアの開催、いかがでしょうか?
【出版目録】
『皓星社出版目録』2023年10月時点で、在庫のある書籍300点弱を、書影・紹介文付きで収録しています。「書名索引」「人名索引」付き。 ご希望の方はこちらから。送料は無料です。
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☆近代出版研究所だより
12/31(水)の大晦日、コミックマーケット(C107) 東5 “タ”52b に「近代出版研究所」が出展します。新刊は小林昌樹待望の国会図書館史!『国会図書館か国民図書館か 国立国会図書館ウチ・ソト通史』(1000円)。残部は正月明けに弊社ウェブストアで取り扱います。会場では既刊『出版社〈ミニ社史〉横断索引』(3000円)、『あったかもしれない大東亜図書館学 ガラパゴス的日本主義図書館学の形成』『出版人物落ち穂ひろい 趣味の近代日本出版史』(各2000円)なども頒布予定。『出版社〈ミニ社史〉横断索引』はそろそろ在庫が少なくなってきました。同人誌はいつまでもあるものでもないのでお早めに。
『近代出版研究』5号は、最近注目されているエフェメラ、それも印刷物=プリンテッド・エフェメラの特集です! エフェメラとは「ポスターやちらしなど、長期の保存を前提としない印刷物」(出典:デジタル大辞泉)。続々と原稿が到着。常連の神保町のオタさん、全号に引き続いての音楽史家の毛利眞人さんに加え、画家・エッセイストの林哲夫さんや元早稲田大学図書館の松下眞也さんにもご寄稿いただきました! 乞うご期待。
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★ハンセン病資料館友の会だより
国立ハンセン病資料館が大好きで、応援したい! という市民の集まりです。皓星社の晴山が世話人の一人を務めています。市民の側からもいろいろなアプローチができるといいな、ということでイベントなど開催しています。
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☆「皓星社友の会」のご案内
ご好評頂いている「皓星社友の会」、2025年度(2025年7月〜2026年6月)引き続き申し込み受付中。是非ご検討ください!
◉特典
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな弊社の本を1冊プレゼントします。価格上限は皓星社友の会の一般価格になります)
◉価格
一般:年間12,000円 学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
詳しくはこちらの「皓星社友の会」をご覧下さい。
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★ 編集後記
11月23日は文学フリマ東京。ただのお客さんとして参加したのははじめてだったりします。友人がすてきな日記本を出したので読んでみると、その子の記録のなかでのわたしは「20秒に一杯のペースで酒を飲んでいた」とされていて震えました。20「分」の誤植だと主張したいのですが、はたしてどっちが事実に近いのでしょうね。出版、ストリップ、アナキズム、クィア、詩歌、韓国関連などなど、ずっしり買い込んで2万円くらい。「サイゼリヤの1000円は文フリの1万円」だと思っているので、豪遊、満腹です!(田中)
ようやく長い闘いが終わり、昨日その結晶である『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』が届きました。分厚い(5cm超)、重い(2.3kg)! けどこのサイズの本初めてじゃないよな、と考えたら古巣で4年に一度作っていた『現代外国人名録』のことを思い出したり。主担当ではなかったけど。今度は2026年4月正式リリースの人物情報データベース「じんぶつプラス」に注力する傍ら、『近代出版研究』5号もやらなくては……。がんばりま~す。(河原)
生きていれば失敗や災難は尽きないものですが、なんとういうか最近、数年分の失敗と災難を煮詰めたような時間を過ごしています。親しい人たちにはは「鉛のメンタル」と言われる私ですがさすが流石にめげています。それでも時間を前に進めなくてはいけない。こういう時にこそ大事なのは食べると寝るを疎かにしないこと、そんな時にも日々訪れる「いい時間」を蔑ろにしないこと。どろどろに煮詰まった負を味わい完食して来年に繋げていきます。……そんなことを書いていたら、来年十二国記シリーズ続編が出るとのニュース!!!やはり生きてるといいこともあるものです(感涙)少し早いですが、良いお年を!(晴山)
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