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皓星社メールマガジン 
第46号
2025年4月14日
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皓星社メールマガジン、第46号をお届けします。月に1度、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報、新刊案内、グループ会社の絵本出版・ハッピーオウル社の新刊案内、そして近代出版研究所の活動等を配信します。ぜひお知り合いの方々へ転送、拡散ください。新年度もどうぞよろしくお願いします。

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目 次

☆【連載】趣味の近代日本出版史 第44回(河原努)

★【連載】神保町のんしゃら日記14 2025年2月(晴山生菜)

☆ ざっさくプラスニュース

★ 皓星社出版ニュース

 ハッピーオウル社出版ニュース

イベント・出店案内

 近代出版研究所だより

★ ハンセン病資料館友の会だより

☆「皓星社友の会」のご案内

★ 編集後記

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☆【連載】趣味の近代日本出版史

第44回 特別編・『近代出版研究』第4号の編集余話

河原努(皓星社・近代出版研究所)

■今年も編集余話を書きます

今月の10日、近代出版研究所の年刊研究誌『近代出版研究』第4号が発売になりました。これまで「第22回 特別編・『近代出版研究』第2号の編集余話」「第33回 特別編・『近代出版研究』第3号を刊行しました」と書いてきて、結局編集作業に追われてメルマガ連載の“仕込み”が出来ないから裏話でお茶を濁しているんだな……と気がつきました。今回は416ページと前回より96ページ増となったので、単純計算だと労力も25%増になるのかしらん。ちなみに昨年同様、「日本の古本屋」メールマガジン(2025年4月10日号)に、編集部が弊誌について書く予定になっております。そちらは総論的な書き方になるはずなので、拙稿はあくまで黒衣からみた裏話を。

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★【連載】神保町のんしゃら日記14 2025年2月

晴山生菜(皓星社)

1日(土)ハンセン病資料館友の会のイベント。菊池恵風園から原田寿真学芸員が来てくれて、歌人の津田治子について講演。表象としての津田治子と、実像としての津田治子について両面から語ってもらい、いい講演だった。(……続きを読む

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☆ざっさくプラスニュース

【先月からの新規登載情報】

新規登載雑誌は、X(旧Twitter)ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)で随時お知らせしております。真面目なものからとぼけたものまで、世の中のいろんな面白い雑誌を紹介していきます。フォロー&リアクションいただければ励みになります。

〇今井館教友会様提供分

内村鑑三の活動拠点として知られる今井館教友会様から、下記の雑誌目次の提供を受け「ざっさくプラス」に登録しました(3誌4060文献)

「獨立敎報」190(1928年11月)~315(1939年4月) 「無敎會(獨立堂書房)」6(1931年11月)~37(1934年6月) 「求道」第1号(1930年4月)~第337号(1978年4月)

〇六花出版様提供分

六花出版様から、下記の雑誌目次の提供を受け「ざっさくプラス」に登録しました(4誌14948文献)

「婦人のこえ」第1巻第1号(1953年10月)~第9巻第9号(1961年9月) 「みくにの華」第1号(1937年1月)~第93号(1944年11月) 「家族計画」第1号(1954年4月)~「家族と健康」第357号(1983年12月) 「博愛雑誌」第1号(1890年5月)~第20号(1891年12月)

〇独自登載分

「森林種族」第1号(昭和26年9月)~第9号(昭和29年12月) ※森林種族の会(全国営林局署職員の詩文学集団)の機関誌(季刊)で、編集発行人は向野道幸。国会図書館未所蔵。9号以降未見。2号欠。

「而シテ」第4号(1975年11月)~「Et Puis」第23号(1991年9月) ※白地社(泊地社)発行の文芸誌。3号までの誌名は「コンミューン今再び」、23号で「Et Puis(エピュイ)」と改題。NDLには2冊しかなく、各地からかき集めて登載。

「肇國精神」第1巻第1號(昭和16年3月)~第4巻第11、12号(昭和19年12月) ※紀元二千六百年奉祝会、内閣紀元二千六百年祝典事務局が共同編集、継続前誌は「紀元二千六百年」。発行兼編集人は中澤巠夫。NDLには全4年分の初年度分のみで、残り3年分を補充し全号通しての検索が可能に。

「Palette(パレット)」1989年夏の号(1989年6月)~1994年春の号(1994年4月) ※小学館の少女小説雑誌で、パレット文庫の母艦的な存在。26冊分・943文献を登載しました。

…続きはこちらから

【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

弊社は、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。図書館関係者の方から「科研で作られた有益なデータベースが、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いての取り組みです。

過去にお引き受けしたものに「日本の参考図書WEB版」があります。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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★皓星社出版ニュース

【4月にでた本】

4月刊行

パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち 〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか

早尾貴紀著 四六判並製 344ページ 定価2500円

国際法に明確に違反する虐殺であるにもかかわらず、「停戦」まで長すぎる月日を要し、さらにいまだ続くイスラエル軍によるガザ侵攻。イスラエル建国を支持し、その筆舌に尽くし難い暴力を黙認し続ける欧米諸国の責任が問われる現在、かつて東アジア史におけるグレート・ゲームに名乗り出た帝国日本との関わりを起点に、国際的な植民地主義の負の遺産を検証します。そして、ユダヤ人国家・イスラエル建設の発想はどのように生まれ、知識人たちはどのように正当化/批判してきたのか、思想史の観点からも経緯を追います。

著者と南アフリカ現代史の研究者・牧野久美子さん、植民地期および解放期における在日朝鮮人の生活史、ジェンダー史研究者・李杏理さんによるとり下ろし鼎談「世界の矛盾が集約したパレスチナ ふたたび過ちを繰り返さないための日本・朝鮮・南アフリカ」も収録。

パレスチナ/イスラエル問題を遠い国ではなく「自分のこと」として考えるための、類のない一冊です。

〈キーワード〉日英同盟、1948年体制、徐京植、プリーモ・レーヴィー、ガッサーン・カナファーニー、南アフリカのアパルトヘイト……など。

★刊行後、5月都内複数箇所で、著者によるトークイベントを開催予定です。

 

『近代出版研究 第4号』

近代出版研究所編 A5判並製 416ページ 定価3200円

第4号の特集は「書物百般・紀田順一郎の世界」。今年卒寿(90歳)を迎える評論家・作家の紀田順一郎を大特集。今なお読み継がれる「古本屋探偵」小説の誕生秘話に迫る1万字インタビューの他、荒俣宏が六十年余の師弟関係を振り返った「「博捜一代」随聞記」(3万5000字!)をはじめ、長山靖生、大澤聡、南陀楼綾繁、東雅夫、鈴木宏宗らが明治物、教養・読書論、古書、アンソロジー、図書館など紀田先生の様々な側面を語ります。出久根達郎、山根一眞、三上延、読書猿ら60人余が回答した大アンケートも実施。

巻頭は片山杜秀ロングインタビュー「古本王子の快進撃」4万8000字(!)。音楽評論家、政治思想史家として八面六臂の活躍をしながら、今なお古本市で“箱買い”する大の古書好き・片山杜秀さんに自身と本との関わりたっぷり語ってもらいました。その他、夜の歓楽街ガイド誌、春画と日露戦争、駅売十銭パンフレット、逓信省検閲など、今号もこれまでほとんど論じられてこなかった近代出版の様々なテーマを取り上げます! レコード/CDなどに付属する解説「ライナーノーツ」の歴史、日本一の雑誌専門図書館(大宅壮一文庫)で約1万3000タイトルを確認した専門図書館司書による「雑誌の巻号表記」についての報告も。

 

【5月月以降にでる本】

5月刊行予定

『鎌田慧セレクション5 自動車工場の闇』

鎌田慧著 A5判並製 416ページ予定 予価3300円 

夢も希望も奪い去る、トヨタ自動車の非人間的労働環境を暴いた『自動車絶望工場』、繁栄の翳りが見える自動車産業を克明に追ったルポ『トヨタと日産』を収録。鎌田ルポルタージュの原点とも言える名著から、戦後日本の高度経済成長の大きな闇の一つである自動車産業に迫る。

 

今秋刊行予定

『アイヌ100人のいま Ⅱ』(仮)

宇井眞紀子著 B5変型 120ページ予定

「アイヌの伴奏者でありたい」という想いから、30年以上にわたりアイヌの方々とその文化を写真に撮り続けてきた写真家・宇井眞紀子さん。本書は、そんな著者がアイヌの方々100人の、それぞれの「いま」を写す写真集プロジェクトの第二弾。4/24よりクラウドファンディングを行いますのでぜひ応援よろしくお願いします!現在、赤羽の青猫書房さんで宇井さんの写真展を開催中です。

クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/ainusyasinsyu2

 

【書評情報】※リンクありのものはウェブ上で記事が読めます

南陀楼綾繁著『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』

3/20 十勝毎日新聞「ライターの南陀楼綾繁さん 故草森紳一さんの書庫取材 蔵書「故郷にある奇跡」」

 

【ピックアップ】

『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド 災禍の歴史と民族の文化にふれる』

A5判並製 184ページ 定価1800円

5月の連休の予定はお決まりでしょうか。こちらは全国各地の資料館・記念館・歴史館等から、激動の近現代史に着目し、歴史の風化に抗して活動するユニークな施設を厳選したガイドブックです。戦争、病い、民族、差別、公害、震災など、苦難の歴史に刻まれた災禍と文化を伝える23のミュージアムを訪れてみませんか? 記録が忘却への抵抗ならば、それを知ろうとする行為もまた一つの抵抗、運動であるはずです。

 

【皓星社のぐるり】

皓星社の著者のニュースをお知らせします。

3/20 ドラマ「山田全自動の福岡暮らし」にもと店員のカラサキ・アユミさん役が登場!

見逃してしまったみなさん、TVerでもまだ配信中です。

3/28 カラサキ・アユミさんの「子連れ古本者奇譚」最新回更新!

本連載の単行本=『古本乙女、母になる。』

4/23 小林昌樹『立ち読みの歴史』ハヤカワ新書が発売! 『近代出版研究』創刊号に掲載された論文を拡張したものです。

初出誌=『近代出版研究』創刊号

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☆ハッピーオウル社出版ニュース

【近刊案内】

今春刊行予定

『ゆうやけこやけのえのぐばこ』窪島誠一郎・文 古茂田杏子・絵

32ページ 予価1,700円

雪の朝、サキが郵便受けで見つけたものは、戦死した叔父さんの絵具箱だった。突然送られてきた古い絵の具箱からよみがえるの友情の物語。 反戦平和を希求し、日中友好を願う無言館館主・窪島誠一郎さんの渾身の最新絵本です。

そのほかハッピーオウル社の本については こちら から

 

【書評情報】

うえをみて!』(チョン・ジンホ作、斎藤真理子訳)

「この本読んで!」春号(94号)、「子どもと読書」3/4月号(No470)に掲載されました!

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★イベント・出店案内

鬼子母神通り「みちくさ市」(雑司ヶ谷・鬼子母神通り)

4/20(日) 11:00-16:00

近代出版研究所が出店します。小林昌樹・河原努が店番をして、『近代出版研究』既刊や関連同人誌、皓星社の一部書籍などを販売します。

 

5/10開催 「遠い問題」なのか── 『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』が開く植民地主義の現在

今月刊行の新刊『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』第Ⅲ章では、南アフリカ現代史の研究者・牧野久美子さんと植民地期および解放期における在日朝鮮人の生活史、ジェンダー史研究者・李杏理さんをお迎えし、日本/朝鮮/南アフリカという三点測量で、植民地主義がもたらす暴力の普遍性を考えました。

本イベントでは、植民地主義という観点から鼎談では語りきれなかった話題を再度三人にうかがいます。質疑応答のお時間もあるとのことですので、ぜひご参加ください。会場での書籍販売もおこないます。

■イベント概要

日 時:2025/5/10(土) 14:00〜16:00(13:30開場)

形 態:会場観覧

参加費:無料(※後日、録画配信を行います)

会 場:〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34

東京経済大学 国分寺キャンパス 5号館 E201教室

主 催:第三世界研究会

詳細・お申し込みは、こちらをご覧ください(東京経済大学のHPへ遷移します)。

 

モリブロ

5/24(土)、25(日)10:00〜17:00(岩手公会堂)

盛岡のブックイベントが10年ぶりに開催!一箱古本市、ZINE、活版印刷など、本好きにはたまらないイベント。晴山(岩手出身)が店番をして「出版人の部屋」で本を販売します。南陀楼綾繁さんのトークイベントもありますよ。

 

BOOK MARKET 2025(浅草台東館)

7/19(土) ~ 20(日) 10:00~17:00

毎年楽しみにされている方も多い、本の夏祭りに初めて出店します!グループ会社のハッピーオウル社と一緒の出店です。

 

【選書フェアいろいろ】

皓星社では、色々な選書フェアをご用意しています。ブックリスト(10〜100冊以上まで!)の中からお店向けのタイトルを選んでいただき、規模や時期はお店の都合に合わせて実施できます。開催希望の書店さま、いつでもお声かけください。リストやコメント付きの冊子など可能な限りご用意します。ご希望の書店様は こちら からご連絡ください。

『もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2』刊行記念「調べの本」50選

 

前著『調べる技術』刊行時に全国15店舗以上の書店様で開催して好評を得た、小林昌樹さんが選書したブックフェア「『調べる技術』の小林昌樹が選んだ「調べ本」50選」の第2弾!コメントをまとめた無料小冊子(とコメントポップ)もあります!

開催済店舗: 丸善丸の内本店 様/くまざわ書店武蔵小金井北口店 様/同志社大学生協今出川店 様/ブックファーストアトレ大森店 様/ジュンク堂書店立川高島屋店 様

などで開催され、好評を得ております。

 

『鎌田慧セレクション』フェア

鎌田慧さんの著書、鎌田さん推薦の本、合わせて100タイトル強!硬軟取り混ぜたラインナップに、コメントがつきます。戦後日本社会の闇を見つめ続けてきた著者の著書と、座右の書の数々の並びから見えてくるものとは。

 

『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』フェア

本書で取り上げた図書館・資料館、その館と関わった人々と関わる本を70冊リストアップ!書庫を通じて本と本、人と人が繋がる「書庫のいたずら」を、フェアで表現してみませんか?

 

『パレスチナ、イスラエル、そして日本の私たち』刊行記念フェア

刊行前にしてSNSで大きな反響を集めている本書。長年にわたりパレスチナ/イスラエル問題の歪みを発信し続けている早尾貴紀さんの、最近のご活動を中心に、選書ブックフェアを企画中です。詳細はいましばらくお待ちください。

★書店様で、フェア開催にご興味のある方はぜひお声がけください。

 

【出版目録】

皓星社出版目録』2023年10月時点で、在庫のある書籍300点弱を、書影・紹介文付きで収録しています。「書名索引」「人名索引」付き。 ご希望の方はこちらから。送料は無料です。

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☆近代出版研究所だより

「近代出版研究叢書・第2編」の河原努著『出版人物落ち穂ひろい――趣味の近代日本出版史』(定価2,000円、B5判154頁)、弊社ウェブストアで販売中です!

近代出版研究』4号、ついに完成しました! 是非お手にとってみてください! 「年刊雑誌は図書館では採用しづらい」との話もありますので、図書館で読みたい方はリクエストをお願いします。

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★ハンセン病資料館友の会だより

国立ハンセン病資料館が大好きで、応援したい!という市民の集まりです。皓星社の晴山が世話人の一人を務めています。市民の側からもいろいろなアプローチができるといいな、ということでイベントなど開催しています。参加無料ですのでぜひお越しください。

沢知恵さんをお招きしてのトーク&朗読会

5/4(日) 午後1:30~15:00(サイン会:15:30〜)

ハンセン病資料館映像ホールにて

申し込みは こちら

※要申込(先着順) 定員100名

それぞれのイベント詳細や、新しいお知らせはこちらをご覧ください

Xアカウント:https://x.com/hansentomonokai

FaceBook:https://www.facebook.com/hansentomonokai

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☆「皓星社友の会」のご案内

ご好評頂いている「皓星社友の会」は毎年7月が切り替えの時期になります。今年度から、ハンセン病文学作品を読むことができるデータベース「ハンセン病文学の杜」が特典に加わります!どうぞお申し込みください。

◉特典

・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。

・皓星社主催のイベント参加割引

・ざっさくプラス利用権(基本プラン)

・ハンセン病文学の杜利用権

・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。

・お誕生日プレゼント(お好きな弊社の本を1冊プレゼントします。価格上限は皓星社友の会の一般価格になります)

◉価格

一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)

※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。

詳しくはこちらの「皓星社友の会」をご覧下さい。

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★ 編集後記

早尾貴紀さん著『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち 〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか』を今月刊行しました。発売日前には、朗読劇「ガザ 希望のメッセージ」会場にて、脚本・演出を手がけた岡真理さんのご厚意により先行発売をさせていただきました。「遠い国の遠い出来事」ではなく、同じ地上で起きている、しかも間接的にその加害に関わっているという意識を持った方が多く集まる中で、ここにいない遥かな多数に伝えるための意思を強くしました。 5月には都内複数箇所で著者によるトークイベントを開催予定です。参加費無料の公開イベントもございますので、お知り合いの方と共にお越しいただけると幸いです。(楠本)

 

『近代出版研究』4号を無事入稿しましたが、その夜に高熱が……。翌日コロナ陽性と診断され、家族全員の感染が判明。診断が火曜日だったので、日曜日まで家族で逼塞していました(熱は水曜日には平熱に下がりました)。5年間、ずっと逃げ切ってきたのですが、ここで捕まりました。古巣時代も半年がかりの大仕事を終えた直後に帯状疱疹→水疱瘡のコンボで倒れた記憶があり、まあ、それだけ力を注いだということなのでしょう。3200円とお高めの価格設定ですが、自信のある内容です。是非お買い求めください! (河原)

 

手で掬った土に蚯蚓の姿を見るようになり、春を実感しています。昨秋、庭の一画にスーパーで買った芹の「根」の部分を地植えしておいたのですが、どんどん広がって畳半畳ほどになりました。枯れるかと思いきや越冬……。水はけが良いわけでもない、普通の土でも結構りっぱな「根」になっていて、驚いています。知っていた(つもりになっていた)ことと、やってみた結果はずいぶん違う。土を触る時間は自分を覗き込む時間でもあります。本を読む時間とも似ているかもしれません。今年度も皓星社メールマガジン、よろしくお願いします。(晴山)

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